アラサー女のいろいろ

30歳女性ライターによる色々。思ったことメモ

モネ-それからの100年-(横浜美術館)混雑状況8/13(月)まで更新

<INDEX>

■開催概要・混雑状況

■モネが描く「海」「川」に注目

■「 形なきものへの眼差し 光、大気、水」

■インスタなど撮影スポット

■作品リスト

 

モネ-それからの100年-(横浜美術館)

 

今年の首都圏の美術館展覧会の中で、注目度TOP10に入ること間違いなし。

モネ-それからの100年-(横浜美術館

に行ってきました!

 

今回の展示は、クロード・モネ自身の作品(25点)と、モネの影響を受けたアーティストたちの作品(66点)を並べて展示しています。なので、モネ自身の作品数はそんなに多いわけではありません。しかし、作品のラインナップがとても良いので、モネが好きな人は絶対行くべきです! また、影響を受けたアーティストたちの作品は西洋画から現代アートまでさまざまなジャンルのものが展示してあるので、飽きずに楽しむことができます。

 

monet2018yokohama.jp

 

モネ-それからの100年-開館時間・混雑状況

<開催概要> 

会期 2018/7/14~ 9/24(月・休)

会場 横浜美術館みなとみらい駅から徒歩)

開館時間 10:00~18:00※ただし9/14(金)、15(土)は20:30まで※入館は閉館の30分前まで

休館日 木曜日(8月16日は開館)

 

<混雑状況>

クロード・モネは水曜日の16時頃に行ってきました。平日なのが幸いし、背伸びもせず、人を掻き分けもせず、すいすい快適に見れました。ただし、土日は混雑必至です。特に、チケット購入は最大40分の待ち時間が発生しますので、予めチケットはオンラインで購入しておきましょう

リアルタイムの混雑状況はこちらでチェックできます。https://twitter.com/monet2018yokobi

 

※参考・直近開館時間の混雑状況※

8/13(月)15:00 チケット購入待ち20分 入場待ちなし
8/13(月)12:00 チケット購入待ち40分 入場待ちなし
8/13(月)10:30 チケット購入待ち40分 入場待ち10分
8/12(日)15:00 チケット購入待ち40分 入場待ちなし
8/12(日)10:30 チケット購入待ち30分 入場待ちなし
8/11(土)15:00 チケット購入待ち20分 入場待ちなし
8/11(土)12:00 チケット購入待ち10分 入場待ちなし
8/11(土)10:30 チケット購入待ち30分 入場待ち10分
8/10(金)15:00 チケット購入待ち10分 入場待ちなし
8/10(金)12:00 チケット購入待ち5分 入場待ちなし
8/10(金)10:30 チケット購入待ち20分 入場待ちなし
8/9(木)休館
8/8(水)10:30 チケット購入待ち10分 入場待ちなし
8/7(火)10:30 チケット購入待ちなし 入場待ちなし
8/6(月)10:30 チケット購入待ち10分 入場待ちなし
8/5(日)15:00 チケット購入待ち10分 入場待ちなし
8/5(日)12:00 チケット購入待ち10分 入場待ちなし
8/5(日)10:30 チケット購入待ち30分 入場待ちなし
8/4(土)10:30 チケット購入待ちなし 入場待ちなし

※木曜日は休館日なのでご注意を!

 

モネ-それからの100年-(横浜美術館)混雑状況

 

ここからは、私が特に良かったと思ったところを紹介していきます。

 

モネが描く「海」「川」に注目!(作品名「霧の中の太陽」「セーヌ河の日没、冬」など)

 

モネというと「睡蓮」「積みわら」が代表作としてよく挙げられますが、私は海、川など水辺作品が俄然好きです。うねる波ときらめく水面。そこにうつる陽の光は夕焼けも、のどかな昼間の太陽も、重たい油絵具で、ここまでやわらかな表現ができるのかと感動します。波の音、日差しの音が聞こえてきそうな作品が多いのです。

 

 

第二章「 形なきものへの眼差し 光、大気、水」

 

変幻する光や大気の一瞬をキャンヴァス上に写しとどめることは、モネの終生のテーマでした。(中略)
本章では、1880年代から「ロンドン」の連作にかけてのモネの絵画を起点として、風景の抽象化、移ろいや瞬間性の表現、絵画固有の空間表現の探究といった問題意識を共有する現代アートを紹介します。」

 

と公式HPにも紹介されていますが、特にこの「光」「空気」の描写を堪能できる作品が集まっています。光が光として、絵画の狭いキャンバスの中に閉じ込められている。まるでスポットライトが当てられているかのように、やわらかく浮かび上がる夕日の光。心が洗われるようです。

 

実際、「テムズ河のチャリングクロス橋」という作品は、絵の中心部にふわっとまるく光が射していて、展示室の照明が反射しているのかな?珍しいな…… と思ったら、色の効果で自然に今射している光のように見えているだけでした(そりゃそうですよね。美術館スタッフの皆様、すみません)。イギリスならではの霧にまかれた街並。その霧の中を揺蕩う光。時間を忘れてずっと眺めてしまいそうです。

 

ほか、モネ-それからの100年-作品リストについては記事の最後を参照。

 

モネ-それからの100年-(横浜美術館インスタ映えな撮影スポット

最近の美術館展覧会では定番となった撮影スポットが今回もありました。モネの睡蓮の背景の中で写真を撮れます。写真用のグッズとして、絵筆&パレットの画家なりきりセットや、睡蓮の造花なども用意されていました。せっかくなのでアップとヒキと、記念に1枚ずつ撮ってみてもいいかもしれません。

 

モネ-それからの100年-(横浜美術館)インスタスポット

 

展示作品リスト

※備忘メモ※今回展示されているクロード・モネの作品

【1】 新しい絵画へ 立ちあがる色彩と筆触
■サン=シメオン農園前の道(1864)日本テレビ放送網(株)
■サン=シメオン農場の道(1864)泉屋博古館分館
■サン=タドレスの断崖(1867)松岡美術館
■モンソー公園(1876)泉屋博古館分館
■藁ぶき屋根の家(1879)上原美術館
■海辺の船(1881)東京富士美術館
■税官吏の小屋、荒れた海(1882)個人蔵
■ヴァランジュヴィルの風景(1882)ポーラ美術館
■ヴィレの風景(1883)個人蔵
■アヴァルの門(1886)島根県立美術館

 

【2】 形なきものへの眼差し 光、大気、水
■サン=タドレスの海岸(1864)栃木県立美術館
■セーヌ河の日没、冬(1880)ポーラ美術館
■ヴェトゥイユ、水びたしの草原(1881)笠間日動美術館
■ジヴェルニー近くのリメツの草原(1888)公財・吉野石膏美術振興財団(山形美術館に寄託)
■ジヴェルニーの積みわら、夕日(1888)埼玉県立近代美術館
■ラ・ロシュ・プロンの村(1889)三重県立美術館
■ジヴェルニーの草原(1884)福島県立美術館

■雪中の家とコルサールの山(1895)上原美術館
■チャリングクロス橋(1899)メナード美術館
■テムズ河のチャリング・クロス橋(1903)吉野石膏株式会社(山形美術館に寄託)
■霧の中の太陽(1904)個人蔵


【3】 モネへのオマージュ さまざまな「引用」のかたち

 

【4】 フレームを越えて 拡張するイメージと空間
■柳(1897)個人蔵(国立西洋美術館に寄託)
■睡蓮(1897-98)個人蔵
■睡蓮(1897-98)鹿児島市立美術館
■睡蓮(1897-98)吉野石膏株式会社(山形美術館に寄託)

■睡蓮の池(1907)和泉市久保惣記念美術館
■睡蓮、水草の反映(1914-17)ナーマッド・コレクション(モナコ
■睡蓮(1914-17)群馬県立近代美術館群馬県企業局寄託作品)
■バラの小道の家(1925)個人蔵(ロンドン)

 

ほか、アルフレッド・スティーグリッツ /エドワード・スタイケン /マーク・ロスコ /ウィレム・デ・クーニング /モーリス・ルイス /サム・フランシス /ロイ・リキテンスタイン /ジャン=ポール・リオペル /ジョアン・ミッチェル /アンディ・ウォーホル /ゲルハルト・リヒター /ルイ・カーヌ /堂本尚郎 /中西夏之 /松本陽子 /平松礼二 /根岸芳郎 /岡﨑乾二郎 /児玉靖枝 /鈴木理策 /福田美蘭 /丸山直文 /湯浅克俊 /小野耕石 /児玉麻緒 /水野勝規

 

ともかくモネ、印象派、風景画好きな人は間違いなく好き。普段美術館や展覧会に行かない人もぼーっと眺めてるだけで癒されるんじゃないかな、という展覧会でした。モネ-それからの100年-(横浜美術館ぜひ行ってみてください!

 

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